後厄です。
2017年は修士課程を修了して就職した。
新しい環境でリズムが掴めず、別に多忙なわけでもないのに、こころだけは常にいっぱいいっぱいだった。ふつうに生きたかったけど、そのふつうを勝ち取るのがとても難しかったような気がする。
以下、2017年の振り返りと2018年の抱負をKPTで。
Keep
- 月に1-2冊くらいのペースで本を読んで新しいことをインプットし続けた。
- 読んだ本は読書メーターにまとめてる。
- 去年特に良かったのは、技術書なら"Designing Data-Intensive Applications"、小説なら『山女日記』『悪童日記』『アルケミスト』あたり。
- 週2-3回の運動(筋トレ、ランニング、水泳)を続けて究極完全健康体になった。
- 登山をはじめた。たくさん山に登ってこころの安定を保った。
- 登山は良い。じぶんが生きていることを強く実感できる。
- 海外発表の機会を求めた。
- CHIIR 2017(ノルウェー)
- EuroSciPy 2017(ドイツ)
新しいことがいろいろあって良かった。おかげで『死ぬまでにやってみたいことリスト』のうちいくつかを達成することもできた:
今年も引き続き新しい感じで生きたい。人生なんでも実績解除脳です。
Problems
- 毎日いっぱいいっぱいで仕事・プライベート共にタイムマネジメントがズタズタだった。
- 目の前のことに注力すればするほど、長期的な目標がどんどん遠ざかっていった(気がする)。
- 特に目標を設定せず運動していたので、筋トレの回数やランニングのタイムなどに向上がみられなかった。
- ブログを毎週更新していたけど、それに固執するあまり、アイディアはあってもコードを書く時間が無だった。
もっとうまいやり方があったと思う。
ちなみに、書いた52個のブログ記事のうち反響の大きかったものは
- Amazonの推薦システムの20年 | takuti.me
- データサイエンスプロジェクトのディレクトリ構成どうするか問題 | takuti.me
- Yahoo!の異常検知フレームワーク"EGADS" | takuti.me
このへん。書き手としては、どの記事も理解の整理には役立ったけど、得たものはそんなに大きくなかった気がする。
Try
- 趣味:ブログは頑張らない。代わりにコードを毎日3時間書く。
- 平日だけ。基本は毎朝起きてすぐ。途中関係ないことは一切しない。
- コードを書くためのインプット(e.g., 読書、オンラインコース受講)、書いた結果生じるアウトプット(e.g., スライド作成、ブログ執筆)はこの3時間の中に含める。
- 参考文献
- 仕事:毎朝詳細なタスクリストを作ってから仕事をはじめる。
- ポモドーロで時間を管理しながら取り組んでいく。
- 登山:北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山 、戸隠山、飯縄山)に登る。
- せっかく山登りをはじめたので、地元の山を、ね。
- 山と高原地図 妙高・戸隠・雨飾 火打山・高妻山 2017 (登山地図 | マップル) 2018年版が出たらすぐに買う。
- 運動:マラソン大会に出る。これに向けて日々の運動量、ペースを調整してゆく。
- まずは10kmマラソン、その次にハーフ。
- 余裕をもって完走できるように、1kmあたり5分のペースで走れるようになること。
- 人生:いまの会社の次を考え続ける。
- 英語力が必要。
- 使わない道具が錆びるのは当然なので、オンライン英会話再開も検討しつつ、年内に1回はIELTSを受ける。
- 技術力が必要。
- 特にいま関心があるのは、スケーラビリティ的な視点で、アルゴリズムをいかに(分散)システムの一部として実装するか、というところ。そして、それを支えるDevOps。
- いまの業務内容とはちょっと違うので、“毎日3時間”の使い方をこの視点で決める。
- 対外的なアウトプットが必要。
- 最低でも(去年と同じく)2回は海外発表の機会を得ること。
- うち1つは論文(予稿)を伴うアカデミックなもの、もう1つはProposalを出すようなエンジニアリング色の強いものを狙う。
- 英語力が必要。
以上です。今年もよろしくお願いします。